Aloha!
日本では年の瀬になると、
一年を振り返り、慌ただしく新年の準備を始めます。
けれど古代ハワイにおいて、「年の終わり」は
何かを締めくくるための時間というよりも、
次の季節を迎えるために、心と身体を整える時間
(Makahikiと呼ばれていたそうです)でした。
夜空に Makaliʻi(プレアデス星団) が昇ると、
それは平和と繁栄の季節の訪れを告げる合図とされ、
人々は争いを手放し、感謝と祈りの時間へと入っていきます。
この時期は Lono神 の季節とも呼ばれ、
自然の恵みと循環に感謝を捧げる、大切な節目でした。
フラは、その祈りの中心にありました。
舞台のためでも、観せるためでもなく、
自然や神々、そして祖先へ想いを伝える
身体を使った言葉として踊られてきたのです。
一つひとつのハンドモーションに意味があり、
足の運びには土地の記憶が宿る。
フラとは、動きの美しさ以上に
「何を想い、誰へ捧げるのか」を大切にする文化でした。
現代の私たちは、日本にいながらフラを学び、踊っています。
忙しい日常の中でレッスンに通い、
同じ曲を何度も繰り返し、
身体に物語を刻んでいくその時間は、
古代から続く“祈りのかたち”に
静かに連なっているのかもしれません。
一年の終わりに立ち止まり、
踊れたこと、学べたこと、
仲間と時間を共有できたことに感謝する。
それは、ハワイの精神にとても近い在り方だと感じます。
今年も私たちは、イベント開催した千葉県の各地で
フラと真摯に向き合う多くの皆さまと
時間を共にすることができました。
その一つひとつに、心より感謝申し上げます。
来年もまた、
ハワイの歴史と精神を大切にしながら、
踊りを通して想いを分かち合える場を
丁寧につくってまいります。
どうぞ穏やかな年の瀬をお迎えください。
そして、次の季節もまた、
アロハとともにお会いできることを願って。
Mahalo nui loa.
千葉ハワイイクラブ事務局スタッフ一同より


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